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「教育」がもたらす社会的影響

過去3回に渡り、私が考える「教育」について語ってきましたが、そんな「教育」は社会にどのような影響を与えるのでしょうか。

shingakujuku-norikure.hatenablog.com

 

現代は「私たちは社会の発展に貢献するために、社会のため・誰かのために行動しなければならない」という価値観が浸透しており、その価値観を社会が個人に対し圧力をかけているように感じます。しかしながら、私たちは元々社会の発展に貢献するために生きているのではなく、人生の主役である自分自身が幸せになるために生きています。言いかえれば、私たち人間は自分自身の欲求を満たすことが基盤としてあります。自分のためにもならないことが果たして「誰かのために」なることがあるんでしょうか。

 

みなさんはマズローの欲求5段階説をご存知でしょうか。簡単に言えば、自分自身の欲求を満たすためのステージが5段階に分けられているのです。

マズローの欲求5段階説https://marketing-study.com/leadership-12/

 

ここからわかることは、まずは自分自身の欲求を満たすことができなければ、社会のため・誰かのために行動したいと思うことはできないということです。他人のことを考えずに自己中心的でいいのです。そして、自分のために行動することへの欲求が満たされると、次は他人に認められたい、感謝されたいといったステージに自然となってくるのです。その結果、最終的には社会のため・誰かのために行動することが自分のやりがいであり、幸せなことであると言えるようになると思っています。

 

したがって、この5つの欲求の階段を一段ずつ登っていく教育を実践することで、社会の発展にも寄与することができると考えます。逆に、「私たちは社会の発展に貢献するために、社会のため・誰かのために行動しなければならない」という価値観が先行し、自分自身の欲求を満たすことを飛ばしてしまう教育を行うと、結果的に社会のために働きたいと心の底から思う人は減少し、社会は衰退していくでしょう。

 

例えば、お金を稼ぎたいと思う人は物欲・食欲・趣味欲・承認欲求などの自分の欲求を満たしたいという思いが背後にあります。おそらくその欲求をある程度満たしている人はお金を稼ぐことはもちろん、人から感謝されたいといったところにやりがいを感じるようになるでしょう。

 

教育は投資と同様、すぐ成果として現れないことが多いものです。しかし、伝え続け、教育し続けなければ、人間の可能性を引き出すことはできません。教育をやめてはならないのです。

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