進学塾ノリクレのブログ

進学塾ノリクレ

「家庭訪問orオンライン型」の個別指導塾

困難を抱えた児童生徒への居場所支援・学習支援経験

塾長の過去第四弾。

前回は総合型選抜塾(旧AO入試)での講師経験について話をさせていただきました。

shingakujuku-norikure.hatenablog.com

今回は困難を抱えた児童生徒への居場所支援・学習支援経験について話をさせていただきます。

 

私は現在、進学塾ノリクレの塾長と並行して、困難を抱えた児童生徒に向けて居場所支援・学習支援を行なっています。ここでいう困難を抱えた児童生徒とは、主に生活に困窮しており、塾に行く資金的余裕のない子どもたち、自閉スペクトラム症ADHD・LDといった何らかの障がいを持っている子どもたち、日本に来たばかりの外国人児童生徒、不登校児童生徒などを指します。それぞれ抱えている困難は異なりますが、皆勉強する余裕がないこと、生きづらさを感じていることは共通しています。

困難を抱えた児童生徒への学習支援をしようと思った理由は、自身の家庭環境にあります。私には2人の姉妹がいますが、うち1人は自閉スペクトラム症であり、幼少期からとても苦しんでいる姿を目の前で見てきました。コミュニケーションが苦手で、人間関係がうまくいかず、学校でいじめられていた時期も長くありました。周りから理解されないことから、とても生きづらさを感じていたはずです。

私は自分の妹のように、困難を抱えた児童生徒が生きづらさを感じず、伸び伸びと生きることができる居場所がたくさんできたらいいと考えています。将来的には自身で子どもが遊んだり勉強したり、自由に生活できる居場所を作りたいと考えていますが、現在はあるNPOが行なっている居場所支援施設や子ども食堂で居場所支援・学習支援をさせていただいています。

私はその他にも幼児教室や家庭教師で困難を抱えた児童生徒に関わらず講師を務めてきましたが、困難を抱えた児童生徒であっても、家庭環境に関する心理的配慮以外、やることは基本的に変わりません。私が講師をする上で最も重視していることは、「困難を抱えた児童生徒」といったレッテルを貼って特別な教育をするのではなく、目の前のひとりの性格・特徴・様子を見てその子どもにあった教育をするよう努めることです。

また、私は子どもだけではなく、その保護者の心の居場所も必要だと考えています。困難を抱えた児童生徒をもつ親は、保護者同士の会話でも居づらさを感じたり、悩みを他人に打ち明けることができず、1人で抱え込み、精神的に追い込まれるケースも存在します。実際、現在私が居場所支援・学習支援をさせていただいている現場では、保護者の方と話す機会もあり、日々子育ての悩みや進路についての相談をいただきます。そして、保護者と話すときに大切にしていることは、教えるのではなく、寄り添うということです。私は親にもなったことはありませんし、アドバイスができるほど保護者の思いについて研究しているわけでもありません。私にできることは、保護者の悩みを完全に解決できなくとも、その悩みを吐き出せる場を用意し、適切な機関や人に繋げることです。子どもも親も関係なく、全員に心の拠り所がある社会を目指し、私はこれからも行動し続けます。

 

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